介護士として働くからには給与・福利厚生・職場環境の良い求人を見つけたいものです。介護職の転職事由として多いのは給与・福利厚生への不満、職場環境の悩み、将来のキャリアアップなどがあります。不満を解消するために転職する場合は、新しい職場で本当に問題が解決できるのか徹底した情報収集をしておく必要があります。同様の仕事内容であっても、職場によって年収に100万円もの差があるケースもあるのです。転職をして今より悪待遇になるようなら、今の職場で勤続したほうが好ましいでしょう。長期勤続することで給与・賞与・退職金の増額が期待されますので、意味をなさない転職は避けるべきです。
キャリアアップのために転職するなら、運営元がしっかりした会社なのか調べておく必要があります。初心者・復職者への支援・資格取得に積極的ならば、キャリアアップに前向きな会社と言えるでしょう。とりあえず人数を確保すれば良いと考えている会社は少なからずあります。コスト削減を第一に考えている会社だと、従業員を粗末に扱う可能性が大です。求人票にはネガティブ情報は記載されていませんので、求人票だけで判断せずに見学することが大切です。見学することで働きやすさ、職場の雰囲気などが見えてきます。最近は40代以上で介護職に転職するケースが目立っていますが、年齢を重ねてから転職する方ほど慎重になるべきです。介護職は需要が高い業界ですが、中年世代になると採用率が低くなってくるのは事実です。年齢不問・教育体制完備といった条件を提示している職場への転職をおすすめします。